シネマトゥデイ

>8日、新宿バルト9で映画『天装戦隊ゴセイジャー エピックON THEムービー』の初日舞台あいさつが行われ、千葉雄大、さとう里香、浜尾京介、にわみきほ、小野健斗、磯山さやかが登場した。

 この2日間で、名古屋、大阪そして東京と各地を巡った舞台あいさつツアーも今回の東京で10回目。会場には400人の観客が詰め掛け、大盛り上が りとなった。そして本作にゲスト出演している磯山は、その熱狂的な様子を見て、「びっくりしました。何だか乗り遅れている感じがしてすみません」と恐縮し ている様子だったが、「小さなころから戦隊ものものを見ていて、ピンクに憧れていました」と話すと笑顔を見せていた。


 ちなみに磯山が演じるラシルという女性は、かわいらしさもありながら、悲しげであり、そして力強さもあるという不思議なキャラクター。この日の磯 山は役に入り込んでいるのか、時折、物憂げな表情を見せ、司会者が磯山に話を振ろうとしても、「あ、わたしですか?」と一瞬気づかないような一幕もあっ た。「わたしは普段からボーっとしているので、悲しげだったり、何かを抱えているように演じて欲しいと監督に言われて大変でした」とその役作りの苦労を振 り返っていた。


 そしてその後は、ゴセイジャーのメンバーたちが撮影の裏話を披露し、盛り上がっていたが、その横でいきなりうつむきだした磯山。見ようによっては 何かに耐えているようにも見え、やがて天を仰ぐように上を向いたその瞳には、明らかにあふれんばかりの涙が浮かんでいた。彼女のそんな姿に他の出演者たち は気づいていなかったようだったが、それからは何ごともなかったかのように明るく振舞っていた。


 劇中では、千葉演じるアラタが「だからラシルもあきらめないで」と言って磯山演じるラシルを励ますシーンがあったが、偶然にも千葉がその話を始め たため、舞台上で磯山を励ますシーンを再現することになった。そしてその様子に盛り上がったメンバーから、浜尾、小野もやって欲しいとリクエストがあり、 同じように再現。くしくもイケメンたち3人に励まされた形になる磯山は、「なかなかない機会なので、うれしかったです」と笑顔を見せていた。


 本作は、悪の手から地球を守り続けている“護星天使”の5人組、天装戦隊ゴセイジャーが活躍する人気テレビシリーズの劇場版。これまで激しい戦いを繰り広げてきた天装戦隊ゴセイジャーが、最強最悪のモンスター軍団と死闘を繰り広げる。


映画『天装戦隊ゴセイジャー エピックON THEムービー』は全国東映系にて公開中



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