MovieWalker
より(以下一部抜粋)
>累計発行部数1500万部を誇るハロルド作石の人気コミックスの映画化とあって、かねてから注目を集めていた映画『BECK』(9月4日公開)が遂 に完成! 8月18日、音楽の聖地である日本武道館で完成披露試写会が行われた。イベント冒頭では、劇中楽曲「EVOLUTION」のスペシャル映像が初披露され、 熱きバンドマンに扮したキャストの姿に会場のボルテージも上昇。会場中央にはレッドカーペットが敷かれ、水嶋ヒロをはじめ、佐藤健、向井理、中村蒼、桐谷 健太らキャストが、観客からの熱烈な声援に応えながらステージに登壇した。
平凡な高校生のコユキ(佐藤)は、ある日、ニューヨーク帰りのギタリスト南竜介(水嶋)と出会い、千葉(桐谷)や平(向井)、サク(中村)とともに バンド・BECKとしての活動を開始。次第に天性の才能を開花させていくコユキ。バンドもレコード会社からオファーが殺到し、急成長を遂げていく。そんな 彼らに日本最大のロックフェスティバル“グレイトフル・サウンド”への出演オファーが舞い込む。
登場した男性メンバーは、全員がダークなスーツに身を包み、まるで本物のバンドマンのような一体感と迫力を感じさせた。水嶋は「聖地である日本武道 館のステージに、一表現者として立てたことを大変光栄に思います」と挨拶。
続く佐藤は、「この映画には僕たちの青春が詰まっています。この映画を観たみな さんの毎日が明日からキラキラすると思います」と爽やかな笑顔でコメントした。
ムードメーカーでもある桐谷は、開口一番「武道館!!」と絶叫。「すみません、1回やりたかっただけです。音楽もカッコイイですし、迫力ある映画。 本当に爆発してやっているのでどこも見逃すところがないと思います」と力強く語った。
向井は「大事なみなさんに観てもらえることは俳優として幸せなこと。 このメンバーとここに立っていることが嬉しい」と、共にステージに並んだメンバーを見つめて微笑んだ。
メガホンをとった堤幸彦監督は、「面白いと思った人はどんどんツイッターなどに書き込んで、書き込めない人は5人から20人に電話して、あっという 間に全国の人が観るようにしてほしい」と観客たちにクチコミ活動を要求。また「ロックは年齢に関係ない青春。その思いをスクリーンに叩きつけました」と作 品のできばえに自信満々の様子だった。
最後に登壇者を代表してマイクを持った水嶋は、「今はSNSというコミュニティーツールが大変普及している。見終わった人は是非自分が発信源となって、『BECK』の良さを日本中に広めてもらいたい」と作品をアピールした。
旬の若手キャストの競演で実写化が実現した本作。バンドマンに扮した彼らの熱いライブは、原作ファンならずとも必見だ。そんな『BECK』のパワーあふれるステージを是非ともスクリーンで見届けてもらいたい。
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