シネマトゥデイ
より(以下一部抜粋)
>映画『ハート・ロッカー』で女性初のアカデミー賞監督賞を受賞したキャスリン・ビグロー監督の新作へ、豪華スターが顔をそろえるかもしれない。
>映画『ハート・ロッカー』で女性初のアカデミー賞監督賞を受賞したキャスリン・ビグロー監督の新作へ、豪華スターが顔をそろえるかもしれない。
ハリウッドニュースサイトThe Wrapが独自に入手した、パラマウント・ピクチャーズの新作情報の書かれたメールによれば、ビグロー監督は新作『トリプル・フロンティア / Triple Frontier』(原題)のアンサンブルキャストの候補として、ショーン・ペン、ウィル・スミス、ハビエル・バルデム、クリスチャン・ベイルとミーティ ングをするとのこと。これだけの実力派俳優たちが、オスカー監督のもとにそろうのはとても楽しみであり、マーク・ボールが執筆したドラフトもすばらしいで きだそうだ。
本作は、アルゼンチン、ブラジル、パラグアイの3か国が接している国境地帯「トリプル・フロンティア」を舞台にした、スティーヴン・ソダーバーグ 監督作映画『トラフィック』のような麻薬密売を題材にした映画といわれている。同地帯は、麻薬密輸や武器取引、マネーロンダリングの拠点となっているだけ でなく、多数のイスラム教徒が居住し、テログループの拠点になっている問題の場所である。しかしながら、同地帯にはユネスコ世界遺産に登録されているイグ アスの滝など観光名所があり、本作が製作されることで観光客の減少を懸念したパラグアイとアルゼンチンの観光相からは、映画に対する怒りのコメントが出さ れている。製作開始は12月か来年1月を予定しており、撮影が開始されても地元とのトラブルは避けられなさそうだ。