中島美嘉が『バイオハザード』最新作に出演していることが明らかに!すべての始まり、第一感染者の役で

シネマトゥデイ


> ミラ・ジョヴォヴィッチ主演で世界的にヒットしているサバイバル・アクション・シリーズの最新作、映画『バイオハザード IV アフターライフ』に歌手の中島美嘉が出演していることが明らかになった。中島の役どころは、アンデッド(ゾンビ)になってしまうウィルスの第1感染者。今回でシリーズ4作目となる本作では、すでに地球全体がゾンビに埋め尽くされているが、その一人目の感染者、つまりこの人気シリーズのすべての始まりとなる重要な存在を中島は演じることになる。

映画『バイオハザード IV アフターライフ』写真ギャラリー

 現在、渋谷の109前交差点や渋谷センター街に本作のキャラクターの大型ポスターが貼られているが、その中には「第一感染者」という文字と共に中島が映っているものも含まれており、ネット上などで話題になりさまざまな憶測が飛んでいた。中島の起用について、ポール・W・S・アンダーソン監督は「ミカは本当に素晴らしかったよ。僕は今回、ゲームの生まれ故郷である東京をどうしても舞台にしたかった。そして、このシリーズのすべての始まりとなる第一感染者を、ハリウッドで役者をしている日系人ではなく、本当の日本人に演じてもらいたかったんだ。そのためには日本の女優に出演してもらうことが必要不可欠だった。もともと、ミラがミカの存在を知っていたし、僕もYouTubeでミカを知っていたんだ。それで、ミカにしようってピンときたんだ」と説明した。


 日本では歌手活動を中心としながら、映画『NANA』シリーズなどでは女優活動も行っている中島。その演技力の高さはハリウッドの監督の目から見ても確かなものだったようで、「極寒の中、長時間ミカはずぶ濡れのままの状態だったけど、彼女の集中力は途切れることなく、セリフの一切ない役を表情と動きだけで素晴らしく表現してくれた」とアンダーソン監督もベタ褒めだった。撮影はカナダのスタジオに渋谷スクランブル交差点のセットを組んで、雨のシーンのために上から放水しながら行われた。


 物語が渋谷から始まるように、本作のお披露目もワールドプレミアの行われる東京から。ワールドプレミアでは、来日するミラと共に中島も登壇予定。昨年10月の撮影以来、約1年ぶりに二人が出会う場所から、新しい『バイオハザード』は始まる。


映画『バイオハザードIV アフターライフ』は9月10日より丸の内ピカデリーほか全世界同時公開 9月4日、5日に世界最速先行ロードショー決定




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