［映画.com ニュース ］より（以下一部抜粋）
＞ 第35回トロント国際映画祭（9月9～19日）のメイン会場のひとつであるスコシアバンク・シアターでトコジラミが発生したと大きく報じられ、映画祭事務局がその対応に追われている。
今週初めに同劇場で映画を鑑賞した女性が、劇場内でトコジラミに刺されたようだと自身のツイッターに書き込んだことが騒動の発端。北米ではここのところ、ニューヨークの映画館でのトコジラミ被害が問題になっていたこともあり、すぐにその噂はネット上を駆けめぐった。
こ れに対して、トロント映画祭共同ディレクターのキャメロン・ベイリーは、すぐさまツイッターを通して「万全の対策を講じて“かゆみなし”の映画祭にする」 と公約。また、同劇場を運営するシネプレックスは、害虫駆除業者に依頼して館内を徹底的に調べたが、トコジラミは確認できなかったことを発表している。
トロント・スター紙によれば、同市内ではここ数カ月ほど、多くの公共施設や高級ブティックなどでもトコジラミの発生が確認されているという。トロント国際映画祭は北米最大規模の映画祭で、毎年30万人近い業界関係者や観客を動員している。
