シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)


> 東京から北海道・洞爺湖に移り住んできた一組の若い夫婦が営むパンカフェ「マーニ」に訪れる客それぞれの幸せにスポットをあてたファンタジー映画『しあわせのパン(仮)』の製作が決定し、主役として原田知世と大泉洋が夫婦を演じることがわかった。監督・脚本は、「妄想姉妹」「LOVE GAME」など人気ドラマの演出を手掛ける三島有紀子が担当する。


 妻の水縞りえを演じるのは、1983年に公開された『時をかける少女』で映画初主演を務めて以降、『サヨナラCOLOR』『紙屋悦子の青春』など数々の映画に出演しながら、ミュージシャンとしても活動を続ける原田知世。原田は三島有紀子監督が書いた脚本に感動したようで「この作品への深い愛情があふれていて、言葉だけでなく、その行間からもたくさんの想いが伝わってきました。こんなにすてきな作品と出会えたことをとても幸せに思います。北海道の美しい自然の中で、一つ一つのシーンを紡ぐように、心をこめて演じたいです」と役への意気込みを語った。また大泉との共演については、「大泉洋さんと一緒に、この物語に描かれた『しあわせ』を見つけていけたら、そんな風に思っています」と温かいメッセージを寄せた。


 そしてその夫の水縞尚を演じるのは、「水曜どうでしょう」(HTB)で人気が爆発、映画、TV、舞台、CMと幅広い活躍が目覚ましい大泉洋。大泉は、「またひとつ北海道で素晴らしい作品を作れることがとてもうれしいです」とご当地、北海道での撮影に喜びもひとしお。そして原田との共演については、「しかも原田知世さんと夫婦役ということで、世の男性からのブーイングが聞こえてくるようではありますが(笑)、わたしは喜びに満ちあふれております!」と大泉節をさく裂。大泉によると撮影の行われる秋の北海道は最高に気持ちがいいそうだ。


 本作ではオール北海道・洞爺湖ロケを敢行。北海道ブランドの食材や家具、食器などを織り交ぜながら、原田知世、大泉洋演じる夫婦が営む小さなパンカフェを舞台に夫婦や家族のあり方を描き出す、ほっこり幸福感あふれるファンタジー映画に仕上がる予定だ。今年9月9日クランクイン、来年3月末完成予定、2011年秋の公開。


『しあわせのパン(仮)』は2011年秋の公開



Who killed Cock Robin?