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> 天才子役の芦田愛菜 が、松嶋菜々子 の主演映画「ゴースト もういちど抱きしめたい 」に出演していることがわかった。母親と離れ離れになり成仏できない少女ゴーストに扮し、ある事故に巻き込まれて命を落とした主人公・七海(松嶋)に力の使い方やものの触り方を“指南”する重要な役どころだ。
1990年に日本で公開されたオリジナル版「ゴースト ニューヨークの幻」では、“地下鉄に住み着いた”ゴーストが、自らの死を受け入れられないサム(故パトリック・スウェイジ さん)に幽霊になった体を使ってどのようにしたらものを動かせるかなどを伝授。芦田演じる少女ゴーストは今回、地下鉄ではなく病院で松嶋と知り合うことになるという。
日本でも配給収入28億円を記録したオリジナル版では、ウーピー・ゴールドバーグ が熱演した霊媒師役とともにキーパーソンだった。韓国の人気俳優ソン・スンホン を松嶋の相手役に迎えたアジア版では、樹木希林 と芦田が“重責”を担う。
芦田は今年、日本テレビ系ドラマ「Mother」で難役を演じ切ったほか、米アカデミー賞外国語映画部門へのエントリーが決まった中島哲也 監督作「告白 」 にも出演。「ゴースト」では、再会を夢見る母を思い涙を流すシーンがあるが、本番を一発OKで乗り切り大谷太郎監督をうならせた。「それ以上、何かをリク エストする必要のない演技でした。すごい女優のゴーストが憑(つ)いているに違いないと、松嶋さんと現場で話したのを覚えています。間違いなく小さな大女 優」と絶賛している。
「ゴースト もういちど抱きしめたい 」は、11月13日から全国で公開。