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>MGMの財政難問題で製作が無期延期されていた007シリーズの23作目が、来夏にも撮影開始の見通しが出てきたと映画情報サイトDeadline.comが伝えている。


ジェームズ・ボンド役のダニエル・クレイグも、製作の先行きが不透明なために監督を降板していたサム・メンデス監督も復帰することになるそうだという。


MGMは金融機関に債務支払い期限を10月末まで延期してもらったことを明らかにしたばかりで、「株主利益の最大化をはかり、長期的戦略の見直しを行っている我が社の継続的努力をサポートするため、債権者はこの行動を取った」という声明を発表している。


MGMの負債は37億ドルとも噂されており、007シリーズだけでなく、『The Hobbit』(『ロード・オブ・ザ・リング』の前日譚)製作も同社の財政難の影響を受けていたが、イアン・マッケランが最近、『The Hobbit』の撮影は来年1月に始まるかもしれないと語ったばかりだ。


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