シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)

> フクロウたちを主役にした人気ファンタジー作品を、最新の3D技術でアニメ化した映画『ガフールの伝説』の日本語吹き替え版で、主人公であるソーレンを演じた市原隼人が初めて声優に挑戦した感想を語った。

 「ブースの中で演技をするなんて、初めてだったので、ソーレンという勇敢でかっこいいキャラクターに、日本語で命を吹き込むことができて、すごく 楽しかった!」と話す市原。映画『ROOKIES』シリーズや、映画『猿ロック THE MOVIE』などで躍動感あふれる演技を見せる彼らしいエピソードを披露してくれた。「このアニメのすごいところは、ソーレンたちが、大空を思いっ切り飛 んでいるところなんです。本当に風を感じるくらいの映像で、楽しそうに空を飛ぶところは、僕自身もメチャメチャ体を動かしながらやっていました!」という 言葉の通り、汗ダクになって吹き替えを思いっ切り楽しんでいたそうだ。


 勇者になることを夢見た若いフクロウのソーレンが、幾多の危機を乗り越えながら伝説の勇者に出会い、自らも勇敢な戦士に成長していく姿を描いてい る本作を、市原は「将来、いつか自分の子どもが生まれたら、絶対に観せたい!」と話した。「どんなに怖くても、思い切って戦いの場に突っ込んでいくソーレ ンは、言葉よりも自分の行動で感情を表現しているんです。仲間に対しても、家族に対しても……。自分も、そういう男になりたいし、子どもには、そんなソー レンの姿を見てほしいので」と、市原自身もソーレンというキャラクターにほれ込んでいるのがその言葉から伝わってきた。

 日本語吹き替え版の声優に挑戦した俳優はたくさんいるかもしれないが、ブースの中でパワフルに動きながら、汗ダクになって演じる男はきっと市原隼 人くらいしかいないだろう。スクリーンいっぱいに羽を広げて大空を飛び回るソーレンを、元気いっぱいのアツい男、市原隼人の声でぜひ楽しんでもらいたい。


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