[映画.com ニュース ]より(以下一部抜粋)
> ロバート・ラドラム 原作「ジェイソン・ボーン」シリーズの最新第4弾「ボーン・レガシー(原題)」には、ジェイソン・ボーンというキャラクターも、シリーズ前3作でボーンを演じたマット・デイモン も登場しないことが明らかになった。
シリーズを通しての脚本家で、同作の監督に決定したトニー・ギルロイ が、 米Hollywood Elsewhereの取材で明かしたもの。それによると、まず本作のタイトルは、ラドラムの死後にエリック・バン・ラストベーダーがシリーズを引き継いで 執筆した同名の小説から借用しているが、内容は小説とはまったく別の、オリジナル脚本に根ざしたものになるという。
さらにギルロイは、「『ボーン・レガシー』はリブート(再起動)でもリキャスト(配役変更)でもプリクエル(前章)でもない」と明言。「マット・デイモン の代役を立てるつもりはない。ボーン以外の新しいヒーローを主人公にした、独自のプロジェクトになる」と話した。
とはいえ、シリーズ前3作のストーリーを継承しつつ、それをさらにふくらませた展開になるようで、ジェイソン・ボーンは登場しないだけで、存在はしているという。そして、いずれはまたボーンを復活させたい意向もあるようだ。
同シリーズに関しては、第2弾「ボーン・スプレマシー 」と第3弾「ボーン・アルティメイタム 」でメガホンをとったポール・グリーングラス 監督の降板後、デイモンが同監督でなければボーンはやらないことを表明していた。