シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)

 村上春樹のベストセラー小説を松本ケンイチ、菊地凛子らを迎えて映画化した『ノルウェイの森』に、コピーライターの 糸井重里をはじめ、YMOの細野晴臣、高橋幸宏が出演していることがわかった。これは糸井が主宰するウェブサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」でスタッフの書き 込みにより明かされたもので、演技に興味がある反面、苦手意識も強いという糸井の撮影の様子などと一緒に、細野、高橋と共に本作へカメオ出演していること が発表された。

 糸井は大学教授役、細野はレコード店店長、高橋は阿美寮門番の役を演じる。糸井は、「ある時代を知っていて、ある時代に移行していった人、つま り、細野さんや幸宏さんやぼくがアイコンとして映画に登場するのは、おもしろかったですね」と撮影を楽しく振り返る。また「学生時代に自分が触れてきたよ うな“あのときの教授”を将来演じるなんてことは当時は思いもよりませんでした」と今回の出演を感慨深く思っている様子。


 本作の原作が刊行された1980年代から現在まで変わらず第一線で活躍し続ける3人。またYMOのメンバー・坂本龍一は既に本作を観賞しており、 「菊地凛子の直子はすごいです!」と自身のツイッター上でツイートしている。坂本に絶賛された菊地と主人公を演じる松山が、糸井、細野、高橋とどう化学反 応を起こすのか? 楽しみの一つとなりそうだ。


 本作は、国内発行総累計部数1,031万部(2010年9月時点)を突破した村上春樹の同名小説を、映画『青いパパイヤの香り』『夏至』などのト ラン・アン・ユン監督が映画化。先日の第67回ヴェネチア国際映画祭・コンペティション部門にも正式出品されるなど、世界中から注目を集めている話題作。


映画『ノルウェイの森』は12月11日より全国公開



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