ロサンゼルス 20日 ロイター ]より(以下一部抜粋) 


>ベルギー出身の武道家で俳優のジャン・クロード・バン・ダム(50)が20日、新作映画「Weapon(原題)」の撮影中に自身が心臓発作を起こしたという一部報道を否定した。


バン・ダムはソーシャル・ネットワーキング・サイト(SNS)「フェースブック」で、「100%健康でトレーニングに励んでいる」と明かし、「非公式のサイトに書かれたうわさ話は信じないでほしい」と呼びかけた。


うわさの発信元は、あまり有名ではない映画サイト「Twitch」だとみられている。同サイトは、ファンからの投稿を元に、バン・ダムが米ニューオリンズで映画撮影前に心臓発作を起こして短期入院し、ベルギーに戻ったと伝えていた



Who killed Cock Robin?


最近こういう「あとから公式に否定」ネタがネットにすごく多いんです。

なるべく見極めようとしてるんですが(だってうっかり載せたらこうやって否定記事まできちっと載せなきゃいけないじゃん。それってかっこ悪いじゃん。)、ヴァン・ダムの場合は自分がファンなのもあって引っ掛かっちゃいましたね~。


ジョニー・デップやそのクラスの俳優だと死亡記事がまことしやかに流れても以前にも同じ事があったので「ウソだろ~」と思うのですが、ヴァン・ダムはちょっと盲点だったというか。しかも「心臓発作」で「現在は治療中」なんてとこまで書かれるとつい「えっ、そうなの?」と信じてしまいます。


こちらの心理状態が「心臓発作」→「心配・不安」になったところを「現在は持ち直して治療中」→「安心」と持ち直させる。こちらの心理の動きが激しくなったのがまた通常どおりに戻る時、つまり「安心」した瞬間に気が緩むんですよね。


その気の緩みが、「裏をとる」という確認作業を怠らせるんですよね。


この「ヴァン・ダム心臓病説」、意外と一気にネット上で流布したと思うんで、たぶんこの「気の緩み」をつかれて裏をとらずに記事を流した方はたくさんいるのではないかと。責任転嫁するわけじゃなくて、今後の自分の戒めのために。


もっとも、「ヴァン・ダム」が本当に心臓発作で入院したんだけれど、そんなウワサが広まったんじゃ自分のアクション俳優生命が終わっちゃうから慌てて否定につとめた、という可能性もなきにしもあらずです。でもここは公式発表を受け入れるべきでしょう。私は彼にこの先もアクション俳優を続けて欲しいので。