毎日jpより(以下一部抜粋)

>NHK朝の連続テレビ小説「ゲゲゲの女房」で大ブレークした俳優の向井理(28)が映画に初主演する。11年秋公開の「僕たちは世界を変えることが できない。」(監督深作健太)で、医大生が自費出版した体験記の映画化。11月にはカンボジアロケに臨む。向井は07年にテレビ収録で同国を訪れており、 現地を舞台にした作品を初主演作に選んだ。

 「ゲゲゲ…」では松下奈緒(25)演じるヒロインの夫で、漫画家の水木しげる氏(88)役を演じ、高視聴率に貢献。「週刊文春」が今月発表した 「好きな男ランキング」では1位の福山雅治(41)に小差の2位。映画サイトの「一緒に無人島に流れ着きたい俳優」ではジョニー・デップ(47)を抑えて 首位に立つなど、いま最も旬な俳優だ。


 11年のNHK大河ドラマ「江~姫たちの戦国~」では上野樹里(24)ふんする江の夫、徳川秀忠を演じる。「ゲゲゲ…」の放送が終了し、「江」の 収録に入る前の10~11月には、映画会社などから4~5本の主演企画のオファーが届いていたが、その中で選んだのが「僕せか」だ。


 「僕せか」は現役医大生の葉田甲太さん(26)の体験記をストーリー化した青春作品。軟派な医大生たちが、内戦の傷跡が残るカンボジアの現状を目の当たりにし、学校を設立しようと奮闘する。葉田さん役を向井が演じる。

 向井は07年2月に放送されたTBS「世界ウルルン滞在記」でカンボジアに1週間滞在。地雷を除去し、マンゴー畑をつくる活動に参加した。常々「大切な第二の家族の国」と語っている。


 今月17日に日本国内でクランクインしており、11月中旬には首都プノンペンと、アンコールワットにほど近いシェムリアップでロケ。向井にとって 3年9カ月ぶりの現地入りとなる。3年前に植えたマンゴーの苗を確認するのを楽しみにしており「実話を基にした映画ということもあり、作品自体にも説得力 があると思う。カンボジアという国や日本の大学生の生々しさを感じてもらいたい」と話している。