オリコンより(以下一部抜粋)

>俳優の田村正和が25日、都内で行われた、自身主演の松本清張原作スペシャルドラマ『球形の荒野』(フジテレビ系)制作発表会見に出席した。同作で孤独な 男を演じる田村は、劇中でも聞かせる独特の“深みある声”について触れられると「最近声変わりしたんですよ。年のせいか、頭を使いすぎたり疲れるとちょっ と声がかすれてくるようになった」と苦笑い。それでも報道陣から「よりセクシーボイス」と褒められると「ん、そうですか。ありがとうございます」と照れ笑 いを浮かべ、まんざらでもない様子だった。

【写真】会見には、共演の江口洋介、比嘉愛未も出席

 同作は、生誕100年を超えた今も愛され続ける昭和の文豪・松本清張の同名小説を原作にしたサスペンスストーリー。第2次世界大戦が終結し、五輪を控え て凄まじい速度で復興へと突き進む昭和39年の日本を舞台に、“亡霊”ともいうべき1人の謎の男性が現れたことから起こるさまざまな波紋と、ある家族の揺 れる思いが描かれる。

 脚本を手がけた『踊る大捜査線』シリーズなどで知られる君塚良一氏は「(主演が)田村さんだから『踊る』よりプレッシャーがすごくて、この本書くのに 5kgくらい痩せた」と冗談めかして笑わせた。また昭和を意識した劇中衣装について、田村は「トレンチコートや帽子は探すのに苦労したみたい」とスタッフ を労いながらも「ズボンがかなり太いし、衣装さんに文句を言っていたけど本当にこういうのを着てたそうだから仕方ない。でもよく見たら生田(斗真)くんは 細いズボンを履いていた」とすねてみせた。

 またこの日、撮影のため欠席した生田は「田村さんに初めてお会いしたときは、あまりの色気に自分の心臓がバクバク音を立てていました」などとメッセージ を寄せた。発表会にはほかに江口洋介、比嘉愛未、永山耕三監督が出席。2夜連続 松本清張スペシャル『球形の荒野』はフジテレビ系にて11月26日(金)、27日(土)後9時より放送。



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