オリコンより(以下一部抜粋)

>映画演劇文化協会(会長・松岡功)が主催する『第二回 午前十時の映画祭 何度見てもすごい50本』の開催概要が17日、発表された。同映画祭は、映画の歴史の中で特に黄金期と呼ばれる1950年~70年代を中心に優れた外国の 傑作娯楽映画を1作品ずつ1週間毎日、全作品ともオリジナルニュープリントを世界から調達して上映するという試み。来年2月5日からスタートする2年目 は、全国の50劇場で名作100本上映と、規模を2倍にして実施される。

『E.T.』など主な上映作品の写真

 今年2月6日から始まった『第一回』は、11月12日までの40週に全国25劇場で動員48万2641人、総興行収入4億6659万4600円。松岡会 長は「素晴らしい名作を見てもっと映画を好きになってもらおうという趣旨で始まり、当初は動員50万人と予想していたが、60万人超えも見えてきた。2年 目は100万人動員、10億円を目指したい」と話した。

 1年目に上映した50作品を『Series2/赤の50本』として新規参加の25の劇場で上映し、『第二回』で新たに選ばれた50作品を 『Series1/青の50本』を1年目からの25劇場で上映する。入場料金は1作品につき1000円、学生・こども500円。毎朝午前10時から上映す る(一部劇場で終日上映、追加上映などあり)。

 『青の50本』として上映される作品は、『甘い生活』『アメリカン・グラフィティ』『E.T.20周年アニバーサリー特別版』『麗しのサブリナ』『エイ リアン』『風と共に去りぬ』『荒野の用心棒』『サウンド・オブ・ミュージック』『シザーハンズ』『情婦』『素晴らしき哉、人生』『卒業』『友だちのいえは どこ?』『ひまわり』『道』『ミツバチのささやき』『レベッカ』など。

 上映作品は全国の映画ファンの投票をもとに、5人の作品選定委員が決定。第二回の作品選定委員は、品田雄吉(映画評論家)、おすぎ(映画評論家)、襟川クロ(映画パーソナリティ)、戸田奈津子(映画字幕翻訳者)、東宝の高井英幸代表取締役社長が務めた。

 第1回選出の『赤の50本』や上映劇場などの詳細は公式サイトhttp://asa10.eiga.com/(PC・モバイル共通)を参照。