まんたんウェブ より(以下一部抜粋)
坂本さんは「僕はバカ田大学の卒業生なんです」と赤塚さんへの思いを語り、大貫さんのレコーディングの話題になると、「僕がペーペーのころにね」と前置 きし、坂本さんがスタジオミュージシャンとして活動していた時代に、中島みゆきさんのレコーディングの歌入れで、中島さんが感極まって号泣していたという エピソードも明かした。
10日に発表された2人の新作「UTAU」は、「音楽の持っている力」を礎に、「UTA(うた)」を追求したアルバムで、坂本さんの楽曲に大貫さんが歌詞をつけて制作。ツアーは8日からスタートした。
この日のコンサートでは、スペイン語を交え、退廃的なムードで歌った「TANGO」や、奥田民生さん作詞、坂本美雨さんがオリジナルで歌った「鉄道員」 などアルバムから15曲を披露した。2人は70年代半ばから音楽の共同作業を始めており、大貫さんは「(坂本さんの楽曲を)ずっと聞いていると、映像のよ うなものが浮かんできて、そこから歌詞をつけるんです」と、作詞の過程を明かした。また、アンコールでは、坂本さんの「戦場のメリークリスマス」、大貫さ んの「色彩都市」と、それぞれの代表曲が演奏され、会場は大きな拍手に包まれた。
公演は、25、26の両日が大阪、28日・名古屋、30日・長崎、12月2日・福岡、4日・広島、5日・岡山、7日・愛知県刈谷市、10、11の両日は 東京、16日・埼玉県川口市、19日・仙台、22日・札幌の全国11カ所で開く。チケットも発売中(東京公演は売り切れ)で、公演の詳細は公式サイト (http://www.skmtcommmons.com/tour/index.html)で。WOWOWでは12月11日、東京国際フォーラムでの 公演を独占生中継する。坂本さんにとって、坂本龍一名義では自身初の生中継となる。午後4時から。