ブルース・リー生誕70年記念イベントでK-1尾崎圭司「Don't think, feel いろいろ教わりたい」
>ブルース・リー唯一の師匠であるイップ・マンの生涯を描いた『イップ・マン 葉問』(2011年1月22日公開)。今年がブルース・リー生誕70年に当たることから、記念イベントが実施された。会場には多くのブルース・リーファン が集まり、熱気であふれかえった。冒頭で来年に公開される『李小龍 ブルース・リー』の特報映像が流れた後、まず駆けつけたのはK-1選手の尾崎圭司。道着を身にまとって舞台に上がった尾崎は、まるで生前のブルース・リー を彷彿とさせるようだった。ブルース・リーの出演作に影響を受けてあみ出した“ドラゴンキック”を披露すると、場内の空気は一気に燃え上がった。続いて尾 崎が、ブルース・リーとも共演したことのあるアクション俳優の倉田保昭を呼び入れると、会場からは大喝采が。
ブルース・リーについて聞かれた倉田は、「初めてゴールデンハーベストスタジオで会った時に握手をした、その握力を今でも覚えている。映画俳優とし ての意識が高い人だった。友人としての彼は、レストランで遭遇した時には先に支払いを済ませてくれるなど兄貴肌なところもあった。また、ブルース・リーと いえばヌンチャクですが、ブルース・リーにヌンチャクをプレゼントしたのは私なんですよ」と、知られざるブルース・リーとのエピソードを語り、会場を沸か せた。また、話題はイップ・マンになり、彼の偉大さを改めて認識させられた。倉田と尾崎がそれぞれ道場で師匠を務めていることから、自身をイップ・マンと 重ね合わせ、もしもブルース・リーが弟子入りを希望してきたらという質問に対し、倉田は「道場の宣伝的には大歓迎だが、弟子としては強すぎて困るかなあ (苦笑)」とコメント。尾崎は「まずは、パンチをしてもらって、私から“Don't think, feel”と言いたい! そして色々おしえてもらいたい!」と、普段は冷静な格闘家でも熱く語るほどブルース・リーへの敬意がうかがえた。