>極限状態での人間ドラマと過激なアクションを描き、同名漫画を実写化した『GANTZ』(2011年1月29日公開)のジャパンプレミアが11月 29日、JCBホールで行われ、出演の二宮和也、松山ケンイチ、吉高由里子、本郷奏多、夏菜、山田孝之、佐藤信介監督が登壇した。
主演を務めた玄野計役の二宮は「いろんなことを考えさせられる作品。この作品を見て、いろんなことを考えるきっかけになれば良いな」と呼びかけ、二 宮とW主演となる加藤勝役の松山は「CGとの戦いがすごく大変だった。非現実的な世界と現実の世界を行き来している役なので、そのつながりなどを演じるこ とが難しかったのと同時に、新鮮で有意義な時間でした」と振り返った。大の『GANTZ』好きと豪語する山田は「ちょっとしか出てないんですけど、出さし てもらっただけで感動」と喜びを語り、二宮との撮影を振り返り「なんとか嵐に入れてもらえないかと思ってたんですが、どうしても無理みたいで、NewSに でも入ろうと思った」と、嵐メンバーへの仲間入りを希望し、会場を湧かせた。以前から原作のファンだったという二宮は、GNATZスーツを着用できたこと について「本当に嬉しかった。素晴らしい技術と小道具があって、自分で気持ちを作らずしてもアイテムだけでその世界に引き込まれていった。着ていて、自分 の姿は見えないですけど、『すごく格好良くなってるんだろうな』と感じてました」と話すと、松山は「格好良いですよ」と答え、それに対して二宮は「松っ ちゃんも格好良かったよ」と互いに褒め合い、和やかな雰囲気を漂わせた。
松山は二宮について「映画やドラマで二宮さんを見ていたんですけど、『なんでこんなに自然に役を演じられるんだ』と思っていた」と印象を語った。二 宮は「僕はオファーを受けた時に、“加藤を松山くんがやるって今、お願いしている”と聞いて、『松山くんがやるんだったら、是非やらせていただきたい』と いう、それだけの条件でやらせていただいたんです」と、裏話を明かした。二宮との共演シーンが多い吉高は、二宮の印象を「飾らなくて、自然で、フラットな 方で、気さくで、機転も利いて、悪いとこがない。すごく素敵な方でムードメーカー」と大絶賛した。