オリコンより(以下一部抜粋)

>米ニューヨークで現地時間2日、『ナショナル・ボード・オブ・レビュー(NBR)』の各賞が発表され、デヴィッド・フィンチャー監督最新作『ソーシャル・ネットワーク』(1月15日公開)が、作品賞・監督賞・主演男優賞・脚色賞の主要4賞を受賞した。

【動画】映画『ソーシャル・ネットワーク』のあらすじと予告編

 『NBR』は賞レースシーズン最初の大きな発表で、アカデミー賞の前哨戦の一つとして注目される。『ソーシャル~』は、世界最大のSNS“Facebook”誕生の実話を映画化。創始者のマーク・ザッカーバーグを演じたジェシー・アイゼンバーグが主演男優賞を獲得した。

◆受賞一覧

作品賞=『ソーシャル・ネットワーク』
外国語映画賞=『Of Gods and Men』(グザヴィエ・ボーヴォワ監督、同作でカンヌ国際映画祭2010グランプリを獲得)
ドキュメンタリー映画賞:=『Waiting for “Superman”』(デイビス・グッゲンハイム監督、『不都合な真実』(2006年)でアカデミー賞長編ドキュメンタリー賞を受賞)
主演男優賞=ジェシー・アイゼンバーグ/『ソーシャル・ネットワーク』
主演女優賞=レスリー・マンヴィル/『Another Year』
助演男優賞=クリスチャン・ベール/『The Fighter』
助演女優賞=ジャッキー・ウィーヴァー/『Animal Kingdom』
アンサンブル・キャスト賞=『ザ・タウン』(ベン・アフレック監督、来年2月8日公開)
ブレイクスルー・パフォーマンス賞=ジェニファー・ローレンス/『Winter's Bone』
監督賞=デヴィッド・フィンチャー/『ソーシャル・ネットワーク』
新人監督賞=セバスチャン・ユンガー、ティム・ヘザリントン/『レストレポ:アフガニスタンで戦う兵士たち』(12月4日ほかナショナルジオグラフィックチャンネルで放送あり)
脚色賞=アーロン・ソーキン/『ソーシャル・ネットワーク』
スポットライト賞=シルヴァン・ショメ、ジャック・タチ/『イリュージョニスト』(来年春公開)
脚本賞=クリス・スパーリング/『[リミット]』(ロドリゴ・コルテス監督、公開中)
アニメーション映画賞=『トイ・ストーリー3』
特別賞=ソフィア・コッポラ/『Somewhere』の脚本・監督・製作に対して(今年度のベネチア国際映画祭金獅子賞受賞、来年4月2日公開)
プロダクト・デザイン賞=ダンテ・フェレッティ『シャッター・アイランド』(マーティン・スコセッシ監督)
ウィリアム・K・エヴァーソン賞=レナード・マルティン(映画史研究家、米国アニメ映画史の古典的名著『マウス・アンド・マジック』の著者)
表現の自由賞:『Fair Game』『Conviction』『Howl』