シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)

> 大人になる心の準備ができていないティーンエイジャーのころに俳優の世界に入ったコリン・ファースは、今の年齢で初めて役者の世界を知ったとしたら、足を踏み入れなかっただろうと語った。

 「僕は大人になりたくないティーンのころに、いろいろなフリをしたくて、この世界に入った。今になっていみると大人のやる仕事じゃないように思う。もし、この年齢で役者の世界に入る選択肢を与えられても選んだかどうかは疑問だ」とコメントしている。


 ただ、今からスタートを切る気はないが、選んだ道は楽しんではいるようだ。「年齢を重ねたことで演技をするのが楽しくなってきたよ。中年というの はただでさえ興味深い年齢だからね。過去があって願わくば未来もある。それが演技に役立つんだ」と50歳になったコリンは言う。


 共演するのに気乗りがしない役者との仕事について聞かれると、精神面でも、演技の面でも大変な思いをすると言っている。「一言でいうとミジメな気 分になる。自然な行動を必死に演じなければならないのはつらいよ。まあ、誰でも体験したことはあることだ思うけどね。スポーツ選手なら、うまく行かない日 もあるだろうし、恋人同士でもかみ合わない日もある。そういう場合はもう、どうすることもできないんだよ」とちょっとあきらめ気味。今後は共演者に恵まれ た作品への出演を願うばかりだ。


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