オリコンより(以下一部抜粋)

>メジャーリーガーの松井秀喜外野手が移籍入団したことで注目されているオークランド・アスレチックスの敏腕ゼネラルマネジャー(GM)、ビリー・ビーン氏 の半生を描いたノンフィクション『マネー・ボール/奇跡のチームをつくった男』(マイケル・ルイス著)がブラッド・ピット主演で映画化され、2011年9 月23日に全米公開、日本では10月より公開される。

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 松井選手の移籍にも、自ら積極的に動いたとされるビーンGM。彼のチーム作りの哲学は、低予算で常勝軍団をつくること。「セイバーメトリクス」という (後に『マネー・ボール理論』と呼ばれる)野球データ統計を活用し、打点や本塁打の数値よりも、出塁率や長打率の高さを重視した。

 全米約30球団の下から数えた方が早いと言われた程の貧乏弱小球団で、年棒の安いコストパフォーマンスの優れた選手を集めてチームを編成、2000年か ら2004年にかけて4年連続でプレーオフ進出に導いた。その経営手腕の高さから、野球界だけでなく広い分野でも支持されている。

 現在、撮影中の同作には主演のピットのほか、フィリップ・シーモア・ホフマン、ロビン・ライト、キャスリン・モリスらが出演。監督は『カポーティ』のベネット・ミラーが務める。