シネマトゥデイより(以下一部抜粋)

 映画『ザ・ファイター(原題) / The Fighter』でウェルター級の世界チャンピオン、ミッキー・ウォードを演じたマーク・ウォールバーグが、役作りのために巨額を投じたことを明かした。

 マークは、映画内でのボクシングシーンをリアルに見せるためにトレーニングを重ね、ギャラよりも50万ドル(約4,100万円)多くかけたとい う。「ボクシングの映画は多くて、僕はほとんどの作品が好きだけど、この映画を別格にするには、ファイトシーンをよりリアルにすることだと思ったんだ。ほ かの誰が演じたボクサーよりも本物のボクサーに見えることが大事だった。トレーナーを雇って、一緒に行動をしてもらった。彼らに払ったお金はギャラよりも 50万ドルもオーバーしちゃったよ」と、個人的には赤字映画だったと語った。


 ゴールデン・グローブ賞で主演男優賞にノミネートされたマークは、「ものすごく興奮しているよ。誰も観ないかもしれないけど、この映画を作りた かったんだ。それだけでもうれしいのに賞にノミネートされるとはね」と驚きを隠せず、映画を一緒に作ったスタッフとキャストにとってもうれしいノミネー ションだとコメントしている。


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