[映画.com ニュース]より(以下一部抜粋)
> モダンホラーの帝王スティーブン・キング の大長編小説「ダーク・タワー」の完全映像化に挑むロン・ハワード 監督が、米ロサンゼルス・タイムズ紙のインタビューに応じた。
同 プロジェクトは、主人公の“最後のガンスリンガー”ローランドと仲間たちが暗黒の塔を探し求めて旅をする全7部構成の同名ダークファンタジーを、映画3部 作およびテレビシリーズとして映像化する。映画の第1作を公開し、その後、第2作への橋わたしとなるテレビシリーズのシーズン1を放送。さらに映画第2作 の公開、シーズン2の放送を経て、完結編となる映画第3作を公開するという壮大かつ野心的な試みといえる。
原作ファンも注視する同プロジェクトにとって最も注目を集めるのは、映画とテレビシリーズを通して同一キャラクターを演じることになるキャスト。「ダーク・タワー」のファンサイトでは、主人公ローランド役にはビゴ・モーテンセン が最適だという声が多いようだが、ハワード監督もそれを承知して考慮に入れているという。モーテンセンは、「ロード・オブ・ザ・リング 」3部作で演じたアラゴルン役でファンタジー映画ファンの信頼を獲得したほか、デビッド・クローネンバーグ 監督作「イースタン・プロミス 」などで見せるクールなダークヒーローぶりにも定評がある。
なお、ハワード監督はほかにもローランド役の候補として考えられる俳優として、ダニエル・クレイグ 、ヒュー・ジャックマン 、ジョン・ハム の名を挙げている。
「ダーク・タワー」は、米ユニバーサル・ピクチャーズとNBCユニバーサル・テレビジョンの製作で、「ダ・ヴィンチ・コード 」「ビューティフル・マインド 」のハワード監督、脚本家アキバ・ゴールズマン 、製作ブライアン・グレイザー のトリオがタッグを組む。なお、原作者キングもプロデューサーとして参加する。