シネマトゥデイより(以下一部抜粋)
> 映画『将軍 SHOGUN』『タワーリング・インフェルノ』などに出演しているベテラン俳優のリチャード・チェンバレンが、ゲイの俳優は同性愛者であることを公表すべきではないと忠告している。
> 映画『将軍 SHOGUN』『タワーリング・インフェルノ』などに出演しているベテラン俳優のリチャード・チェンバレンが、ゲイの俳優は同性愛者であることを公表すべきではないと忠告している。
76歳になるリチャードは7年前に出版した自伝で、自分が同性愛者であることを告白。WENNによると、以前からゲイとのウワサはあったものの、 仕事に支障をきたすと考え、認めることはなかったという。覚悟を決め、カミングアウトしたリチャードだが、性的嗜好に関しては比較的にオープンになったと 感じられる今でも、やはり風当たりは強かったようだ。
「われわれの文化には、今でも同性愛に対する嫌悪感が非常に強い。俳優というのは仕事があることだけでも奇跡に近い職業だ。そんな中、『ゲイであ ることを知られたって構わないさ』という態度はばかげている。個人的な意見としては、主役級の俳優なら、ゲイだったとしてもカミングアウトすべきじゃない と思う。確かに世の中の考え方は進歩したかもしれないが、それでも偏見は強いんだ」とザ・アドヴォケイト誌に語っている。
テレビドラマ「ドクター・キルデア」で知られるリチャードは、若いころは同性愛者である自分が嫌いで仕方がなく、隠すことに必死だったと2003 年のインタビューで明かしたが、カミングアウトをして人生に満足しているとコメント。肩の荷が下りた一方で、ほかに抱え込んでしまったものもあるようだ。