ロイターより(以下一部抜粋)
> 米歌手マイケル・ジャクソン さんの急死をめぐり過失致死容疑で訴追された元専属医コンラッド・マーレー 容疑者の予備審理で、救急搬送先の医師2人が6日、同容疑者から強力な麻酔薬「プロポフォール」を投与したという説明は全くなかったと証言した。
ジャクソンさんの死亡宣告をしたカリフォルニア大ロサンゼルス校(UCLA)付属病院のリシェル・クーパー医師は、「骨折や脱臼の治療などでプロポフォールを使用することはよくある」と述べたものの、「家で使われているのを見たことはない」と話した。
医師らによると、マーレー容疑者は鎮静剤ロラゼパムの投与は認めたという。ただ、薬を使ってからジャクソンさんの呼吸が止まるまでどれくらいの時間があっ たかについて同容疑者は答えられなかったと、タオ・グエン医師は説明。時計を持っていないので時間は分からないと言われたことを明かした。
予備審理の3日目となったこの日、検察側はジャクソンさんが亡くなるまでの時間の経過をまとめた表を用意。マーレー容疑者は、ジャクソンさんの呼吸停止に気がつくまでの間、患者の状態を観察するより電話をするのに忙しかったことを示した。