映画.comより(以下一部抜粋)

>マルチな活躍ぶりを見せている米俳優ジェームズ・フランコが、ノーベル文学賞を受賞した20世紀米文学の巨匠ウィリアム・フォークナーの長編小説「死の床に横たわりて」の映画化に取り組むことが分かった。

ジェームズ・フランコ「最悪のオスカー司会者と言われても気にしない」

 米Moviefoneによれば、米フォックス・サーチライトのもとで、フランコが脚色と監督を務めるという。「死の床に横たわりて」は、亡くなった母親 の亡骸を、遺言に従って遠く離れた土地に埋葬するための旅に出た貧農の一家を描いた作品。かつてショーン・ペンも映画化を望んでいたとされる。

 また、フランコとプロデューサーのスコット・ルーディンが組んで、現代米文学の代表的作家コーマック・マッカーシーの長編「ブラッド・メリディアン」の 映画化に着手するらしいという噂もあわせて報じられた。ルーディンは、マッカーシー原作「血と暴力の国」を映画化した「ノーカントリー」で、アカデミー作 品賞を受賞している。

 フランコは、すでに短編の監督・脚本を手がけた経験があり、長編監督デビュー作「The Broken Tower」を準備中だ。また現在、実在の登山家アーロン・ラルストンに扮した「127 Hours」(ダニー・ボイル監督)でアカデミー主演男優賞ノミネートが有力視されるほか、2月27日に開催されるアカデミー賞授賞式の司会にも抜てきさ れている。



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