シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)

> 歌手、女優、映画監督として成功し、米国のエンターテインメント界の大スターといえるバーブラ・ストライサンドが、ブロードウェイ・ミュージカル「ジプシー」の映画化作品へ出演するかもしれない。

 アメリカのニューヨーク・ポスト紙、ニューヨーク・タイムズ紙が相次いで報じたところによると、バーブラがミュージカル「ジプシー」の映画化作品 への出演交渉の初期段階にあるそうだ。バーブラは、すでに同舞台の作詞を担当したスティーヴン・ソンドハイムと脚本を担当したアーサー・ローレンツと会っ ており、出演が決まれば娘をスターにしようと必死なステージママ、ローズを演じることになる。


 1959年にブロードウェイで初演された同舞台は、1962年にナタリー・ウッド主演で映画が、1993年にベット・ミドラー主演でテレビ映画が 製作されている。物語は、ストリップ女王といわれたジプシー・ローズ・リーの自伝をもとに、売れっ子ストリッパーと母親の葛藤(かっとう)を描いている。


 1983年の映画『愛のイエントル』のように、バーブラが主演のほか、監督と製作も務めることも期待されたが、バーブラはローズを演じるだけで満 足なようで、メガホンを取ることはないそうだ。キャスリン・ビグローに続く、女性監督によるアカデミー監督賞受賞にもっとも相応しいといえるバーブラがメ ガホンを取らないのは残念だが、映画『ファニー・ガール』、『スター誕生』に続く、オスカー受賞が期待される。


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