シネマトゥデイ

 映画『Dr.パルナサスの鏡』『クレイジー・ハート』のコリン・ファレルが、1990年にアーノルド・シュワルツェネッガー主演で公開された映画『トー タル・リコール』のリメイク作で主演を務めるとプロデューサーのニール・H・モリッツがCollider.comの取材で明らかにした。

 メガホンは映画『ダイ・ハード4.0』のレン・ワイズマン監督が取ることが発表されている『トータル・リコール』のリメイク作。以前からコリン・ファレ ルが主演を務めるのではないかといううわさがあったが、プロデューサーがこれを正式に認めた。Collider.comの取材で、「わたしたちはコリン・ ファレルと一緒に映画を作っている」と認めたプロデューサーのニール。さらに取材の中で、3D映画にする気はないこと、今年5月15日にトロントで撮影を 開始することも明言した。

 アーノルド・シュワルツェネッガーが主演した『トータル・リコール』は、近未来が舞台。建設技師のダグが火星の夢にとりつかれ、疑似体験の記憶を植え付 けてくれる会社に出向いたことから命を狙われ始め、真実を求めて火星に飛び立つストーリーだった。ニールは、リメイク作が原作のフィリップ・K・ディック のSF小説「追憶売ります」によった作品になることを明かしたが、「大きな違いは宇宙には行かないことさ」とも語っている。細身のコリンがアーノルドの演 じた役を務めるのも興味深いが、どういったストーリーになるのかにも期待だ。



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