シネマトゥデイ
より(以下一部抜粋)
> 大ヒットホラーシリーズの完結編、映画『ソウ ザ・ファイナル 3D』のテレビCMに対し、イギリスで10歳の子どもから「怖い」とクレームがつき、夜9時以前にテレビ放映することを禁じられた。
> 大ヒットホラーシリーズの完結編、映画『ソウ ザ・ファイナル 3D』のテレビCMに対し、イギリスで10歳の子どもから「怖い」とクレームがつき、夜9時以前にテレビ放映することを禁じられた。
CMでは、映画の中でトラップにかけられる登場人物たちの映像とともに、3Dメガネをかけてそれを見ている観客たちにも、突然スクリーンから金属の拘束器具が飛び出してはめられ、まるで映画の中のトラップを体験しているかのような見せ方となっている。当初、イギリスのテレビCMを審査する「クリアーキャスト」は、このCMについて夜7時30分以降に放映できるとして許可を出していた。
しかし、夜8時30分ごろにこのCMを見た10歳の子どもから、「怖くて見られない、放映時間が適切でない」として広告基準局(ASA)にクレームが入ってしまった。クリアーキャスト側は、夜7時30分以降なら、このCMを目にする人はその内容が明らかに架空の話と理解できるような年齢のはず、としているが、ASAは、観客が怖がって精神的な危険を感じているシーンや、観客が実際に金属の拘束器具をはめられるようなシーンは、「映画の内容を現実のものと思わせるような作りとなっている」として、特に幼い子どもたちに精神的苦痛を与えないためにも、このCMの放映を夜9時以降に規制するよう決定を下した。