YOMIURI ON LINE
より(以下一部抜粋)
> 「スラムドッグ$ミリオネア」でアカデミー賞8部門に輝いた英国人監督ダニー・ボイルが、感動の実話を基に描いた感動作「127時間」が6月に日本公開されることが決定した。
「127時間」は、アーロン・ラルストン氏のノンフィクション「奇跡の6日間」(小学館刊)を基に、ロッククライミング中に落石事故で右腕を挟まれてしまい、叫び声すら届かない荒野で一切身動きがとれなくなってしまった男が味わった苦悩と孤独、そして127時間後に彼が下した“ある決断”を描いた作品。
前作「スラムドッグ…」が圧倒的な評価を受け、次回作に注目が集まっていたボイル監督が様々な企画の中から選んだのが、「127時間」だった。ボイル監督は、脚本のサイモン・ボーフォイ、音楽のA・R・ラフマーン、撮影のアンソニー・ドッド・マントルら「スラムドッグ…」でタッグを組んだスタッフたちを再結集。「スパイダーマン」や「ミルク」などに出演する実力派ジェームズ・フランコを主演に迎え、谷底でたったひとりきりで恐怖と闘う男の生命力ろ精神力をパワフルな演出で描き出し、日本時間25日夜に発表される本年度の米アカデミー賞ノミネーションでも作品賞、主演男優賞など主要部門での候補入りが期待されている(*)。
「127時間」は20世紀フォックスとギャガの共同配給で今年6月にTOHOシネマズシャンテ、シネクイントほかの劇場で全国公開される。
「127時間」
6月、TOHOシネマズシャンテ、シネクイントほか全国ロードショー
* 「127時間」は作品賞、主演男優賞、編集賞、作曲賞でノミネートを受けました。