松ケン&妻夫木、絶賛!映画『マイ・バック・ページ』主題歌で真心×民生が初コラボレーション決定!

シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)


>妻夫木聡と松山ケンイチの初共演が話題の映画『マイ・バック・ページ』より、作品タイトルにもなっているボブ・ディランの名曲「My Back Page」が真心ブラザーズと奥田民生の初コラボレーションによってカバーされ、本作の主題歌となることが明らかになった。曲を聴いた妻夫木と松山はそれぞれ、「心に響きました(妻夫木)」「とても光栄です!(松山)」と感激のコメントを寄せている。


 本作は、文芸をはじめ映画評論・翻訳・エッセイなど多方面で活躍中の川本三郎が、1969年から1972年までのジャーナリスト時代の経験を記したノンフィクションが原作。その原作タイトルにもなっているボブ・ディランの「My Back Page」は、自身の過去の内面的な葛藤(かっとう)を表現した楽曲となっており、多くのアーティストがカバーするほど支持されている。今回本作の主題歌として担当することになった真心ブラザーズも、過去に同曲をカバーした経験があり、2005年に公開されたハリウッド映画『ボブ・ディランの頭のなか』のオープニング曲としてサウンドトラックにも収録されている。


 そして新たに奥田を迎え、再録された本主題歌。奥田が原詩(英語)、真心ブラザーズのYO-KINGが訳詩(日本語)で歌い上げ、初コラボを実現させた。海外ではベトナム戦争、国内では反戦運動や全共闘運動が激しかった時代を舞台に若者たちが駆け抜ける姿を描く本作を、一層盛り上げる主題歌が完成した。曲について妻夫木は「振り返る思い出達。いいことも悪いことも、今となっては愛しい。人から人へと繋がる思い。心に響きました」と作品へ思いをはせながら絶賛。一方の松山も「世界観にとてもあっていて素晴らしいです! とても光栄です!」と声を弾ませた。


 本作でメガホンを取った山下敦弘監督は、脚本家・向井康介が3年近くの年月を費やしフィクションとして完成させた作品への思いをあらわにしながら「『マイ・バック・ページ』という映画が奥田民生さんと真心ブラザーズさんたちに歌っていただいたことで、ようやく終わることができると確信」したという。そして「僕の両肩に重くのしかかっていた“1960年代”という荷物を降ろしていただいて」と大きなプレッシャーがあったことも明かしながら、感謝の意を述べている。


 キャスト・監督から絶賛された本作の主題歌に奥田は「まごころこめてやりました」とちゃめっ気たっぷりに思いを明かし、「英語と日本語の混合です。すばらしいです。泣けます。夢にでてきます。免疫が強まります。ごはんがおいしくなります。かぜをひかなくなります」などとユーモアを交えて語った真心ブラザーズ。親交が深い2組の人気アーティストが見せる魅力的な融合にも期待が高まる。


 『マイ・バック・ページ』は、映画『悪人』で世界でも高評価を得た妻夫木と話題作『GANTZ』や『ノルウェイの森』にも出演する実力派の松山が満を持して初共演を果たした注目作。理想に燃える記者(妻夫木)と左翼思想の学生(松山)が出会い、奇妙なきずなで結ばれていく姿を激動の時代背景と共に描き出す。監督は映画『リンダ リンダ リンダ』の山下敦弘。そのほかのキャストに忽那汐里、石橋杏奈、中村蒼、長塚圭史、山内圭哉、あがた森魚、三浦友和らを迎えている。


映画『マイ・バック・ページ』は5月28日より全国公開



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