シネマトゥデイ より(以下一部抜粋)

アカデミー賞授賞式のテレビ放映中の広告代は、過去10年間で7億2,000万ドル(約590億円)にのぼると広告リサーチ会社のカンタール・メディアが発表した。

 過去10年で最も高かった30秒枠の値段は2008年の169万ドル(約1億3,858万円)で、安かったのは2002年の129万ドル(約1億 578万円)とのこと。ちなみに、今年のアカデミー賞のコマーシャル枠はすでに売り切れており、金額は30秒で170万ドル(約1億3,940万円)だと いう。(1ドル=82円で計算)


 ハリウッド・レポーターによると、過去5年間にわたってコカコーラ、JCペニー、ゼネラル・モーターズ、アメリカン・エクスプレス、マスターカー ドが時間枠の50%を占めているらしいが、最近はCM初参戦の企業が多いという。昨年は48パーセントの枠が初めてアカデミー賞受賞式でCM枠を購入した 企業で、前年に比べるとその比率は33パーセントもアップ。大手企業が広告費を削っている中、名もないベンチャー企業が乗り出したのかと思いきや、昨年の 初参戦組みはエスティローダー、インテル、キンバリー・クラーク、サムスンと大手ばかり。以前のようにすぐに枠が売り切れず、買う機会が出てきたのだろう か?スーパーボウルのコマーシャルは全米が期待し、YouTubeなどでも人気が高いが、アカデミー賞の視聴者層はスーパーボウルよりもハイクラスなた め、おもしろおかしいCMは期待できないかもしれない。



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