世界金融危機のぼっ発以来、ハリウッドの映画産業も不景気にあえいでいたが、ようやく景気回復の兆しが見えてきたようだ。

 ハリウッド・レポーター誌が報じたところによると、2010年にロサンゼルス群で映画やテレビ、CMを撮影するために発行した認可証の数が、09年よりも16%アップしたという(09年には前年より23%減と大幅ダウンしていた)。

 景気が上向きになったことに加えて、映画産業の空洞化対策として09年から導入されたカリフォルニア州の税優遇措置が効を奏したとみられている。