> 俳優・浅野忠信(37)のハリウッド進出第1弾映画「マイティ・ソー」(7月公開、ケネス・ブラナー監督)の劇中写真が17日、初公開された。同作は、
主人公が地球を侵略に来た悪の一味と戦うストーリー。浅野は主人公を支える三銃士の一人を演じる。主演映画「モンゴル」(08年)が米アカデミー賞外国語
映画賞にノミネートされてから、米国での注目度は上昇中。映画の都でキャリアを積み、新境地を切り開く。
浅野が、米国の大地で大きな一歩を踏み出した。撮影を終えたハリウッドデビュー作が5月6日に全米公開、7月に日本国内で、いずれも3D上映される。
原作は「スパイダーマン」「アイアンマン」と並ぶ人気アメリカン・コミック。地球に島流しされた宇宙を支配する王の息子・ソーが、地球を侵略に来た悪と戦うアクションストーリー。豪俳優のクリス・ヘムズワース(27)が主演する。
浅野の出演のきっかけは、チンギス・ハーンを演じた「モンゴル」(セルゲイ・ボドロフ監督)のアカデミー賞外国語映画賞のノミネートだった。同作での演 技が、現地の関係者、プロデューサーの目に留まり、オーディションに参加。少ないチャンスをものにし、大役を勝ち取った。
劇中で、浅野はソーを支える三銃士「ウォリアー・スリー」の一人、ホーガンを演じる。常に戦いのことを考える寡黙な男。ヒロイン役のナタリー・ポートマ ン(29)、ソーの父親役のアンソニー・ホプキンス(73)と絡む重要な役どころだ。「コミックを見て勉強したり、アクション訓練をしたり」して堂々と演 じきった。
実は、浅野の母方の祖父はネイティブ・アメリカン。米映画の出演には、感慨深いものがあったという。「米国を知りたい気持ちは、以前から強かった。役者 の世界に入ってから『米国=ハリウッド』の思いがあったので、やっとここに来られた感じです。ハリウッドの方と仕事ができてうれしい」と喜びに浸った。
「日本でポジションを与えてもらうのに、時間がかかった。それは世界でも同じこと。一つひとつのチャンスを大事にして、時間をかけて粘り強く頑張りたい」と謙虚さも忘れない。Tadanobu Asanoとして世界基準の活躍を目指す。
◆米2作目も決定 〇…浅野は、すでに米映画2作目「バトルシップ/Battleship(原題)」(ピーター・バーグ監督、2012年全米公開予定) への出演が決定。国内では、主演作「これでいいのだ!! 映画赤塚不二夫」(4月30日公開)、板尾創路(47)の監督第2弾「月光の仮面」(今年公開) が上映される。「日本では多くの作品に出会えたが、ハリウッドでは無名なので通用しない。改めて、僕は作品を選ぶ立場にないと思った」と浅野。そこに慢心 はない。
浅野が、米国の大地で大きな一歩を踏み出した。撮影を終えたハリウッドデビュー作が5月6日に全米公開、7月に日本国内で、いずれも3D上映される。
原作は「スパイダーマン」「アイアンマン」と並ぶ人気アメリカン・コミック。地球に島流しされた宇宙を支配する王の息子・ソーが、地球を侵略に来た悪と戦うアクションストーリー。豪俳優のクリス・ヘムズワース(27)が主演する。
浅野の出演のきっかけは、チンギス・ハーンを演じた「モンゴル」(セルゲイ・ボドロフ監督)のアカデミー賞外国語映画賞のノミネートだった。同作での演 技が、現地の関係者、プロデューサーの目に留まり、オーディションに参加。少ないチャンスをものにし、大役を勝ち取った。
劇中で、浅野はソーを支える三銃士「ウォリアー・スリー」の一人、ホーガンを演じる。常に戦いのことを考える寡黙な男。ヒロイン役のナタリー・ポートマ ン(29)、ソーの父親役のアンソニー・ホプキンス(73)と絡む重要な役どころだ。「コミックを見て勉強したり、アクション訓練をしたり」して堂々と演 じきった。
実は、浅野の母方の祖父はネイティブ・アメリカン。米映画の出演には、感慨深いものがあったという。「米国を知りたい気持ちは、以前から強かった。役者 の世界に入ってから『米国=ハリウッド』の思いがあったので、やっとここに来られた感じです。ハリウッドの方と仕事ができてうれしい」と喜びに浸った。
「日本でポジションを与えてもらうのに、時間がかかった。それは世界でも同じこと。一つひとつのチャンスを大事にして、時間をかけて粘り強く頑張りたい」と謙虚さも忘れない。Tadanobu Asanoとして世界基準の活躍を目指す。
◆米2作目も決定 〇…浅野は、すでに米映画2作目「バトルシップ/Battleship(原題)」(ピーター・バーグ監督、2012年全米公開予定) への出演が決定。国内では、主演作「これでいいのだ!! 映画赤塚不二夫」(4月30日公開)、板尾創路(47)の監督第2弾「月光の仮面」(今年公開) が上映される。「日本では多くの作品に出会えたが、ハリウッドでは無名なので通用しない。改めて、僕は作品を選ぶ立場にないと思った」と浅野。そこに慢心 はない。