[映画.com ニュース] より(以下一部抜粋)
>マーティン・スコセッシ 監督とレオナルド・ディカプリオ が、新作映画「The Wolf of Wall Street」で5度目のタッグを組むことが分かった。
同作は、ジョーダン・ベルフォートの同名回顧録(邦題「ウォール街狂乱日記/狼と呼ばれた私のヤバすぎる人生」)の映画化。1990年代のウォール街を舞台に、20代で億万長者になったベルフォートのセックスとドラッグ漬けの日々、そして株価操作で刑務所送りとなったてん末を描く。「ザ・ソプラノズ/哀愁のマフィア」「Boardwalk Empire」のテリー・ウィンターが脚色を手がけた。
米ハリウッド・レポーター誌によれば、「ウォール街狂乱日記」の映画化は、米ワーナー・ブラザースが4年前から企画していたもので、当初はリドリー・スコット 監督がメガホンをとる予定だった。原作者ベルフォートは、「レオとマーティはまさに究極のドリームチーム。ずっと待っていたかいがあった」とコメントを発表した。
スコセッシ監督は、12月に全米公開予定の最新作「ユゴーの不思議な発明(HugoCabret)」のポストプロダクション中。ほかにもフランク・シナトラ の伝記映画や遠藤周作 「沈黙 」の映画化など、複数のプロジェクトを抱えており、本作が次回作となるかどうかは不明だ。ディカプリオは、FBI初代長官J・エドガー・フーバーに扮するクリント・イーストウッド 監督作「J・エドガー(原題)」の撮影中だ。