映画.com ニュース ] より(以下一部抜粋)


>アカデミー賞授賞式を1週間後に控えているが、優勢と見られていた「英国王のスピーチ 」の勢いに陰りが見えてきた。


米映画編集者組合(ACE)に所属する映画編集者の投票によって決まるACE Eddie賞の授賞式が2月19日(現地時間)に行われ、「ソーシャル・ネットワーク 」が最優秀賞にあたるBest Edited Dramatic Feature Film賞を受賞した。また、同日に行われた米映画音響編集者組合(Cinema Audio Society)に所属する音響編集者が選考するCAS賞においては、「トゥルー・グリット 」が最優秀賞にあたるOutstanding Achievement in Sound Mixing for Motion Pictures賞を受賞した。

これまでの賞レースにおいて、主な批評家賞では「ソーシャル・ネットワーク 」が独走していたが、今年になって各組合賞で「英国王のスピーチ 」が作品賞を立て続けに受賞。SAG賞、DGA賞、PGA賞といった組合賞を投票するメンバーと、アカデミー会員は重複することから、「英国王のスピーチ 」が優勢と見られていた。


しかし、アカデミー賞の直前になって、ACEやCASといった組合賞で「ソーシャル・ネットワーク 」や「トゥルー・グリット 」が受賞したことから、終盤になってアカデミー賞レースは混とんとした様相を呈してきたといえる。