ぴあ映画生活より(以下一部抜粋)

>昨年興収30億円を突破する大ヒットを記録した『SP 野望篇』に続くシリーズ最新作にして、完結作となる『SP革命篇』がついに完成し、24日に東京国際フォーラムで開催された完成披露試写会で上映された。上映前には岡田准一、堤真一、真木よう子、香川照之らが勢ぞろいし、舞台あいさつを敢行。現在、ハリウッドメジャーとのリメイク権交渉が開始されたと発表され、「すごいことだと思います」(岡田)、「リメイクするより、これを上映しろよ」(堤)と大盛り上がりだった。

前作から2か月後を舞台に、警護課第四係機動警護班、通称“SP”の井上(岡田)らが国会を警備する中、上司である尾形(堤)は国家をも揺るがす壮大な野望を実現すべく、ある計画を実行に移す。果たして“革命”の正体とは? 前回にも増して、スケールアップした大迫力のアクション・シーンや名優たちの演技合戦が大きな見どころになっている。

主演を務める岡田は、「本当にこれで最後です。今まで『革命篇』を作るために、チャレンジし続けてきた思いもありますし、正直昨日、眠れませんでした。公開初日はどうなっちゃうんだろう」と興奮気味。「最後まで愛していただき、ありがとうございます。ぜひ、全力で広めてください」と深々と頭を下げた。堤も「これで、すべての謎が明らかになります」と自信満々だ。

物語のカギを握る与党幹事長・伊達役で映画シリーズから参加している香川は、「放送中から、いいドラマだと思っていたので、まさか出演することになるとは。途中参加ですが、光栄です」。現在公開されている『あしたのジョー』では、丹下段平を演じる香川。岡田が披露するアクションに「レベルが違う」と唸り、「ボクシングやんねーか」と丹下ばりにスカウトしていた。一方、真木は「『革命篇』が無事に完成し、お見せできるのがうれしいです。本当に関われて幸せ。納得いく作品に仕上がりました」と誇らしげ。波多野貴文監督は「もう言葉はありません。『野望篇』同様育ててください」と猛アピールだった。

『SP革命篇』
3月12日(土)から全国ロードショー



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