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 北海道夕張市で24日、『第21回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2011』が開幕した。今年はキャンドルアーティストのCandle JUNE氏が、ゆうばり市民と協力して用意したキャンドルアートがオープニングを彩った。あいにく、この日は夕方から雨模様となったが、JUNE氏は「熱 い想いで開催される、この映画祭の始まりの夜にキャンドルを灯すことができてとても光栄です」とコメントした。

【写真】オープニングセレモニーなど、映画祭の模様

 同映画祭は1990年に誕生し、同市の財政破綻で一旦休止するも、多くの映画ファンに支えられて2008年に復活、今年21回目の開催を迎えた。市内の アディーレ会館ゆうばり大ホールで行われたオープニングセレモニーでは、澤田宏一映画祭実行委員長が「今年のテーマは“ゆうばリズム”です。みんなで一つ になって素晴らしいメロディを奏でましょう」と開幕を宣言。

 オープニング招待作品はディズニー長編アニメーション第50作記念作品『塔の上のラプンツェル』(3月12日公開)で、同作にはタイの灯篭飛ばしを連想させる幻想的なシーンがあり、キャンドルアートとの“合奏”は、訪れた観客にも大好評だった。

 『第21回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2011』は期間中に“ファンタスティック”な映画89作品を上映。28日(月)まで開催される。