アカデミー賞ドキュメンタリー部門候補者たちが勢ぞろい!お披露目パーティーに潜入!【第83回アカデミー賞】

シネマトゥデイより(以下一部抜粋)

>米国西海岸時間2月23日、ビバリーヒルズの映画科学技術アカデミー本部グランド・ロビーにて、アカデミー賞の長編・短編ドキュメンタリー部門で候補に上がっているフィルムメーカーたちのお披露目パーティーが行われた。

 ハリウッドの第一線にいるセレブたちとは異なり、普段カメラを向けられることも少ないドキュメンタリー賞の候補者たちだが、この日はドレスアップをし て、輝かんばかり。フラッシュを浴びて、エンターテインメント番組のレポーターからマイクを向けられることに、少し居心地悪そうでもあったが、にこやかに カメラマンたちの要望に応えていた。

 出席が期待されていたドキュメンタリー長編賞候補作品『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』の監督でグラフィティアーティストのバンクシーだが、 やはり登場せず。会場にはプロデューサーのジェイミー・デクルスのみがお目見えした。ちなみにバンクシーは、自分がオスカーを受賞したときに備え「変装許 可願い」をアカデミー本部に提出。見事に却下されたという。

 そのほかに目立っていたのはドキュメンタリー長編賞候補作品の中でも、受賞が有力視されている映画『レストレポ ~アフガニスタンで戦う兵士たちの記録~』の製作チーム。製作、監督、撮影を共同で務めた、映画『パーフェクト ストーム』の原作者でもあるセバスチャン・ユンガーと、ティム・へザリントンが出席し、注目を集めていた。この作品は、紛争が続くアフガニスタンで一番の 激戦区となっているコレンガル渓谷で戦うアメリカ軍小隊に密着したドキュメンタリーだ。

 出席者たちの写真撮影が一段落した後、候補者はそれぞれビュッフェ形式で用意された料理へと散って行き、ほかの作品の関係者とワインを飲み交わしながら自己紹介をし、互いの製作の苦労話を分かち合いながら交流を深めるなど、楽しいひとときを過ごしていた。

 アカデミー賞授賞式は、現地時間2月27日にコダック・シアターで開催。日本ではWOWOWにて2月28日午前9時30分より生放送される。