nikkei TRENDYnet より(以下一部抜粋)

テレビ朝日系列で2011年2月13日から放送されている「海賊戦隊ゴーカイジャー」で35作品目となる「スーパー戦隊シリーズ」の主題歌が、世界19カ 国でネット配信されることになった。日本コロムビアが3月9日から米アップルの「iTunes Store」を通じて配信する。同シリーズは海外でも人気があり主題歌などが違法にダウンロードされている。正規に有料ネット配信を始めて新たな市場を掘 り起こす。価格は米国の場合で1曲0.99ドル、日本は1曲200円、アルバム購入の場合は米国が5.94ドル、日本が1200円だ。

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 まず「海賊戦隊ゴーカイジャー」「天装戦隊ゴセイジャー」「侍戦隊シンケンジャー」など6タイトルを配信する。随時追加して4月中には全35タイトルをそろえる予定。年内に35万ダウンロードを目指している。

 スーパー戦隊シリーズは1975年の「秘密戦隊ゴレンジャー」から1年1作品ずつ放送されてきた。2月23日に東京都内で開かれた記者発表会で日本コロ ムビアの前山寛邦執行役員A&R本部コロムビアハウス制作部長は同シリーズについて「良質の音楽を作ってきた自負がある。海外でもその魅力をアピールした い」と意気込みを語った。

 主題歌CDはこれまで「安定して売れてきた」(前山氏)。CDがなくレコードだった時代は平均して20万~30万枚、ここ10年ほどもCDは平均10万 枚前後のセールスがある。「クール・ジャパン」としてアニメなどのコンテンツは海外でも人気がある。アニメソングを歌うアーティストなども世界中に飛び出 して大きな成功を収めており「海外にはまだまだ大きなマーケットがある」(前山氏)と判断した。

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