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ジュード・ロウが出演するスティーヴン・ソダーバーグ監督の新作『Contagion』(原題)の撮影が2月中旬、サンフランシスコで行われた。

マット・デイモン、グウィネス・パルトロー、ケイト・ウィンスレット、マリオン・コティヤールという4人のオスカー受賞者(マットは脚本賞、女優3人は主 演女優賞。ちなみにジュードも2度オスカー候補になっている)が名を連ねる豪華キャストの本作は、致死性ウィルスの蔓延を描くアクション・スリラーで、昨 秋より香港、シカゴ、ジュネーヴなどでロケが敢行されてきた。

香港出張から戻るや、感染したウィルスによって倒れる女性をグウィネス、その夫をマットが演じる。疾病管理予防センター(CDC)で働く女性をケイトが演 じ、マリオンは世界保健機構(WHO)に務める医師を演じる。写真で防護服に身を包んでいるジュードは医師役ではなく、陰謀論に取り憑かれたサンフランシ スコのブロガー役だという。

マット主演の『ボーン・アルティメイタム』、『インフォーマント!』のスコット・Z・バーンズによるオリジナル脚本で、後者の監督を務めたソダーバーグは 『オーシャンズ』シリーズでもマットを起用している。マットとジュード、グウィネスは『リプリー』でも共演済み。気心の知れたトップレベルの才能を持つ仲 間が集まる作品の完成が待ち遠しい。撮影は2月で終了し、今年10月21日に3D作品として全米公開が予定されている。



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