cinemacafe.netより(以下一部抜粋)

>アカデミー賞の楽しみは受賞結果のみにあらず! 豪華ゲストのショー&プレゼンターを務める錚々たる俳優陣も大きな見どころ。今年も多くのスターたちが会場を沸かせたが、あなたが選ぶベストパフォーマー&プレゼンターは?

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アンが名演(?)したパロディ

今年に受賞式の司会を担当したのはジェームズ・フランコ&アン・ハサウェイというフレッシュなコンビ。パロディで作品賞の候補作の紹介を行うというのは毎 年のように行われている演出だが、今年の完成度の高さはピカイチ! 2人は『インセプション』の劇中のシーンに入り込み、レオナルド・ディカプリオの手ほ どきを受けて夢の中へ。そこから各作品の世界に入り込むという仕掛けなのだが、特にアン・ハサウェイのはじけっぷりが凄まじい。『英国王のスピーチ』の一 場面で、聴衆を前に「こんにちは、未来から来ました」と挨拶しコリン・ファース演じるジョージ6世を困惑させ、『ブラック・スワン』のバレエの練習場では 白鳥ならぬ“黒いアヒル”の舞いを披露するなど、各作品の劇中でやりたい放題だった。

式が始まっても2人の暴走は止まらず。アンは、なんと7回もの衣裳替えを敢行! そのうち1度はタキシード姿で登場し、力強い歌声を響かせたが、歌詞の内 容は2年前に同じ舞台上でデュエットし、この日も式に出席しているヒュー・ジャックマンをネタにしたもので、会場は笑いに包まれた。これに負けじと相棒の ジェームズは金髪&ピンクのドレスで登場し、「さっき、チャーリー・シーンから電話があったよ」と何かと私生活でお騒がせのスターの名を出す一幕も。

ゲストパフォーマンスでは、歌曲賞の発表を前に、フローレンス・リンチが『127時間』の主題歌「If I Rise」を歌い上げたのに続き、グウィネス・パルトローが壇上に上がり、歌曲賞にノミネートされている主演作『Country Strong』(原題)の主題歌「Coming Home」を熱唱。さすが世界的人気を誇る「コールドプレイ」のフロントマン、クリス・マーティンの妻だけあって(?)、プロ顔負けの美声に大きな拍手が 贈られた。肝心の歌曲賞は『トイ・ストーリー3』(「僕らはひとつ」)に渡ったが…。

また、毎年恒例のこの1年で亡くなった映画関係者を追悼するコーナーでは、セリーヌ・ディオンが「smile」を歌い上げた。

『シャーロック・ホームズ』コンビ登壇!

各部門のプレゼンターにもユニークな面々が続々。序盤の助演女優賞のプレゼンターを務めたのは、御年94歳のカーク・ダグラス! しっかりした足取りで登 場すると、アン・ハサウェイに「僕が現役の頃、君は何してたんだい?」とジョークを飛ばし、いざ、受賞者の発表の段になってもとぼけてじらすなど、さすが 往年の名優! なぜかここでも、ヒュー・ジャックマンは笑いのネタに(※カークが「ヒュー・ジャックマンが笑ってるけど、オーストラリア人にはこれがおか しいのかね?」と発言)。受賞したメリッサ・レオもオスカー像をカーク・ダグラスから手渡され、感激しきりだった。受賞を信じられないといった様子のメ リッサが、カークに「私をつねって!」とお願いすると会場は温かい笑いに包まれた。

ほかの主要部門では助演男優賞部門でリース・ウィザースプーン、主演女優賞は昨年の主演男優賞受賞者のジェフ・ブリッジス、逆に主演男優賞では主演女優賞 受賞者のサンドラ・ブロックがそれぞれプレゼンターを務めた。また、監督賞は昨年の覇者キャスリン・ビグローがヒラリー・スワンクと共に発表、そして大ト リの作品賞はスティーヴン・スピルバーグがプレゼンターとして登場した。

ほかに、ハビエル・バルデム&ジョシュ・ブローリンのおじさんコンビ(失礼!)がなぜか真っ白なタキシード姿で揃って登場し脚本部門の2つの賞でプレゼン ターに。このとき、会場内にいるハビエルの妻ペネロペ・クルスの姿もTVに映し出されたが、ついこないだ出産したばかりとは思えないセクシーな姿で夫を見 守っていた。この日、ペネロペが壇上に上がることはなかったが、座っている姿が映るだけでも十分な存在感が!

また、ファンの期待通り(?)ロバート・ダウニーJr.&ジュード・ロウの『シャーロック・ホームズ』コンビは揃ってスタッフ部門の発表に登場。何も悪い ことしてないのに散々、ネタにされていたヒュー・ジャックマンは同じくオーストラリア出身のニコール・キッドマンと仲良く作曲賞のプレゼンターを務めた。

あの手この手で見る者を楽しませてくれるショー&パフォーマンス。来年はどんな楽しい舞台が繰り広げられるのか…? あなたの一番のお気に入りは?



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