シネマトゥデイより(以下一部抜粋)

 今年3月にニューヨーク、カーネギーホールで、宮崎駿監督の短編アニメーション「やどさがし」「水グモもんもん」が海外で初めて上映されることが明らかになった。両者はカーネギーホール内、約600席を備えているザンケル・ホールで上映される。

 今回の上映は、指揮者小澤征爾氏が芸術監督を務める、カーネギーホールをはじめとするニューヨーク市各地で開催されるフェスティバルJapan NYCのイベント。これまでは日本国内でしか上映されなかった2作品が今回、海外でお披露目を迎えるとあって注目が集まっている。カーネギーホールのオ フィシャルサイトでは、宮崎監督のことを「日本の伝説的な映画監督」と紹介しており、海外での高評価がうかがえる。

 三鷹の森ジブリ美術館で上映されている多くの短編作品同様、「やどさがし」「水グモもんもん」も宮崎監督が手がけた作品だ。どちらも2006年に発表さ れ、「水グモもんもん」は、スタジオジブリ作品の音楽を担当したこともある矢野顕子が声を担当。「やどさがし」は矢野に加えて、タモリが声とおとを担当し ているが、セリフがほとんどない実験的な作品だ。

 Japan NYCは昨年12月に第1期が開催され、今年の3月から4月にかけては第2期が行われる。宮崎監督作品の登場は3月26日を予定している。



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