[映画.com ニュース] より(以下一部抜粋)
>「英国王のスピーチ 」の全米上映が、これまでのR指定版(17歳以下の視聴は保護者の同伴が必要)から、制限のないPG-13指定(13歳未満の鑑賞には保護者の注意が必要)に差し替えられることが明らかになった。
「英国王のスピーチ 」には激しい暴力やヌードの描写はないものの、問題のある単語が含まれていることから、レイティング審査を行う米国映画協会(MPAA)がR指定とした経緯がある。同作の全米配給を手がけるワインスタイン・カンパニーは観客動員を増やすため、その部分をカットした再編集版の公開を画策していたが、トム・フーパー 監督や出演者の反対にあったために断念した。
そこで映像にはいっさい手をつけず、問題箇所だけ無音にしたバージョンを作成し、PG-13指定を得ることに成功。ハリウッド・レポーター誌によれば、アメリカ国内で公開される「英国王のスピーチ 」すべてPG-13指定版に差し替えられることになるという。これで、親が許可すればティーンエイジャーも鑑賞できることになり、興行収入アップが期待できるというわけだ。