『マッドマックス』新作の撮影開始が大幅に遅れて2012年まで持ち越しに オーストラリアの洪水の影響で
シネマトゥデイより(以下一部抜粋)
>メル・ギブソンの出世作となった伝説的アクション映画『マッドマックス』を、映画『インセプション』のトム・ハーディ主演でリメイクする企画について、オリジナル版から引き続きメガホンを取るジョージ・ミラー監督が、撮影は2012年から開始することになると語った。
トム・ハーディが、メルに代わって主人公マックス・ロカタンスキーを演じる予定の映画『マッドマックス:フューリー・ロード(原題) / Mad Max: Fury Road』は、当初2012年の公開を目指し、監督自身も、オーストラリアにおける撮影の開始を宣言していた。しかし、昨年同国を襲った記録的な大雨によ る洪水が、本作の背景であり、キモともいえる砂漠の背景を侵食。撮影開始が遅れることとなってしまったようだ。
ミラー監督はオーストラリア版のデイリー・テレグラフ紙に「(撮影用の)車両の準備も、デザインも出来上がっているし、主要キャストも決定していて、ス ポンサーもいる。準備は万端なんだよ」と天候さえ味方すれば、すぐにでも撮影できる状態であると語った。しかし、主演のトム・ハーディは、クリスト ファー・ノーラン監督が、2012年7月20日の全米公開を目指して製作する大ヒット映画『ダークナイト』の続編に悪役・ベインとして出演すると発表され たばかり。トムの撮影スケジュールの調整もあってか、すぐに撮影開始とはいかなそうだ。監督は「今年の後半には、プリプロダクションを再会して、来年の頭 には撮影を始めるよ……天候さえ許してくれればね」と語っているという。
映画『マッドマックス:フューリー・ロード(原題)』は、『マッドマックス』シリーズの4作目となる作品で、5作目と続けて撮影される予定。トムのほか、シャーリーズ・セロンの出演がうわさされている。