女性映画製作者を応援!ロンドンでバーズ・アイ・ビュー映画祭開幕!ダニエル・クレイグが女装も披露!

シネマトゥデイより(以下一部抜粋)

>婦人参政権など、女性の権利獲得を目指す運動が世界規模で広がり、国際女性の日が設けられてから100周年を迎えた3月8日、ロンドンで女性映画製作者を 応援するバーズ・アイ・ビュー映画祭が開幕した。第7回となる今回は、ダニエル・クレイグが女装姿を披露したことで話題のショート・フィルムなどが上映さ れた。

映画『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』写真ギャラリー

 本映画祭の開幕上映では、これからが期待される各国の女性監督たちによる短編映画や、国際女性の日100周年を祝って行われた、主要な女性支援団体によ る協力活動、イコールズのキャンペーン・フィルムなどを上映。この短編作品は、映画『ノーウェアボーイ ひとりぼっちのあいつ』のサム・テイラー=ウッド監督がダニエル・クレイグとジュディ・デンチの007コンビを迎えて制作したもので、女装姿を披露したダ ニエルの美女ぶりが騒がれている。ジェームズ・ボンドばりのスーツ姿で現れたクレイグが、次の場面では長い金髪にメイクを施した姿で登場。ワンピースにハ イヒールを履いて、わずらわしそうにカツラやイヤリングを取るクレイグの姿に、今世紀における男女の賃金格差、ドメスティック・バイオレンスなどに関して 論じるジュディのナレーションが流され、最後に「わたしたちは平等?」と問いかける。

 イコールズのキャンペーンには、イギリスの人気女性ミュージシャン、アニー・レノックスも参加している。ロンドンのテムズ川両岸で行われた行進後には、 アニーや、映画祭会場の1つであるサウス・バンク・センターの芸術監督ジュード・ケリー、アフガニスタンの女性グループなど、本キャンペーンを支える人々 がスピーチを披露。行進に参加した男性たちをたたえるとともに、世界には教育を受ける権利、配偶者を選ぶ権利など十分な人権が認められていない女性がいま だに多いこと、まだまだ活動を盛り上げていく必要があることなどを訴えた。

 バーズ・アイ・ビュー映画祭は3月17日まで開催される。(取材・文:山口ゆかり / Yukari Yamaguchi)



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美女エル・クレイグ