映画.comより(以下一部抜粋)

>故カート・コバーンさんと妻コートニー・ラブの未発表曲「スティンキング・オブ・ユー」が、ロックバンド「ホール」のドラムを担当した、パティ・シュメルの半生に追ったドキュメンタリー映画「ヒット・ソー・ハード」の劇中歌として使用されていることが分かった。同作は、オーストラリアで開催された音楽フェスティバル「サウス・バイ・サウスウェスト」で、3月15日にワールドプレミア上映された。

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 シュメルは、コバーンさんの「ニルバーナ」と並び人気を博した、ラブ率いる「ホール」の人気絶頂期にドラムを務めた経験を持つ。同作は、ホールのアルバム「セレブリティ・スキン」に収録されている楽曲「ヒット・ソー・ハード」からタイトルを引用。シュメルの麻薬中毒との戦い、コバーンさんや故クリステン・パーフさんの死についての解説を交えながら、生と死と隣り合わせだった人生に迫る。

 ラブは、劇中でコバーンさんとの最後の1年について「カートはニルバーナが嫌いだったから、よく私たちといたのよ」と語っている。「ヒット・ソー・ハード」は、3月28日のニューヨーク・ニューディレクター/ニューフィルムズで、プレミア上映される予定。ホールのオリジナルメンバー4人は、同映画祭で約13年ぶりとなる再結成を果たす可能性が取りざたされている