> 22日発表された19、20日の映画観客動員ランキング(興行通信社調べ)によると、12日に公開された岡田准一さん主演の「SP 革命篇」が2週連続で首位を獲得。2位の「映画ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 はばたけ天使たち」に続く3位には、19日に公開された「映画プリキュ アオールスターズDX3 未来にとどけ!世界をつなぐ☆虹色の花」が入った。また、「SP 革命篇」は21日までに累計興行収入10億円を突破している。

 同社によると、東日本大震災の影響から新作の公開延期や劇場の休館などが相次ぎ、興行成績は例年に比べてかなり落ち込んでいるという。

 「映画プリキュアオールスターズDX3」は、テレビ朝日系で放送中の女児向け人気アニメの劇場版。2月から放送がスタートした新作「スイートプリキュア ♪」のメンバーを加えた総勢21人のプリキュアが活躍するほか、歴代の劇場作品の世界や、敵キャラクターも登場する。全国130スクリーンで公開され、初 日2日間で約12万4000人を動員、興行収入約1億3500万円を記録している。

 その他の新作では週刊少年ジャンプの人気マンガを2本立てで3D映画化した「ジャンプ HEROES Film 『ONE PIECE 3D 麦わらチェイス』『トリコ 3D 開幕グルメアドベンチャー!!』」が7位、お笑いコンビ「品川庄司」の品川祐さんが「品川ヒロシ」名義で原作、監督を務め、売れない芸人と不良が漫才コン ビを結成する姿を描いた青春ストーリー「漫才ギャング」は8位だった。