>各地の水道水から国の指標を上回る放射性の「ヨウ素131」が検出されるなか、福島県飯舘村では、すべての住民に対して摂取を控えるよう呼びかけているほか、福島、茨城、千葉のあわせて13の自治体で、乳児に限って摂取を控えるよう呼びかけています。
このうち、
▽福島県飯舘村では、飯舘簡易水道で今月20日に、国の指標となる1リットル当たり 300ベクレルの、およそ3倍に当たる965ベクレルが検出されました。さらに23日には、220ベクレルにまで下がりましたが、飯舘村は「しばらく推移 を見守る必要がある」として、すべての住民に対して摂取を控えるよう呼びかけています。また、▽いわき市では、市内の上水道で24日に採取した水から、乳 児の指標である1リットル当たり100ベクレルを上回る215ベクレルが、
▽田村市でも、24日に採取した水から107ベクレルが、それぞれ検出され、乳 児に限って摂取を控えるよう呼びかけています。さらに、
▽南相馬市でも、南相馬市水道で今月19日に乳児の指標を上回る185ベクレルが検出され、22日 には下回ったものの、市では念のため、乳児の摂取を控えるよう呼びかけています。茨城県では、
▽取手市の戸頭配水場で24日、106.5ベクレルが検出さ れ、乳児の摂取を控えるよう呼びかけています。また、
▽笠間市では、23日に170ベクレル、
▽北茨城市でも同じ日に116ベクレルが検出され、その後は 指標を下回ったものの、引き続き乳児の摂取を控えるよう呼びかけています。さらに千葉県では、
▽流山市の北千葉浄水場で23日に110ベクレルが検出さ れ、流山市のほか、この浄水場の水を利用する、
▽野田市、
▽柏市、
▽八千代市、
▽松戸市、
▽習志野市、
▽我孫子市
の7つの市で乳児の摂取を控えるよう呼び かけています。