http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110329/k10014959871000.html


>東北関東大震災の被災地では、津波や火災などで傷んだ紙幣や硬貨が今後、大量に見つかることが予想されています。このため日銀は、紙幣の一部などが残っていれば新しいものに引き換えることができる可能性があるとして、金融機関などで調べてもらうよう呼びかけています。

今回の大震災では、被災地の復旧が進むにつれて、津波で水につかったり、火災で焼けたりして傷んだ 紙幣や硬貨が大量に見つかることが予想されています。このため日銀では、紙幣の一部などが残っていれば新しいものに引き換えることができる可能性があると して、日銀の本店や支店のほか、地元の金融機関などで調べてもらうよう呼びかけています。具体的には、紙幣の場合は、3分の2が残っていれば額面のまま に、5分の2以上が残っていれば額面の半分に引き換えることができます。貨幣の場合は、火災で一部が溶けた場合でも模様が分かれば、基本的に額面のまま引 き換えることができるとしています。阪神・淡路大震災の際には、紙幣と硬貨合わせておよそ8億円が引き換えられたということで、日銀では「詳しいことは日 銀の支店などに問い合わせてほしい」としています。